また満ちるその時まで

旧盆を終え、沖縄の空にむかえた満月🌕
自然に映し出される風景は
その一瞬にしかない儚さと美しさがあり
自分の目で見ておきたい気持ちと
残したいと思う、何かを失いたくない気持ちまでも一緒に湧き上がる。
またやって来るであろうそんなタイミングまで待たずに慌ててしまう。
そんな気持ちは捨ててしまう。
ご先祖様はあわてんでよかと。
ゆっくり空を見上げる時間を与えてくれてるようだった。
風に吹かれ、形を変え流れてく雲を眺めて、
また来年もお迎えすることが出来ますようにと、ウートートー。
月のひかりがふりそそぐ
町をみおろす小山の上
ひとりひとりにふりそそぎ
しらずしらずと照らされる。
潮は満ち
こころも満ち
月はさっていく
また満ちるその時まで
