「球美の島」(くみのしま)
数年前に訪れた久米島。コロナな世の中になって、離島へ足を踏み入れるのは心が引けてしまうから、想いを馳せるあの島の風景。
琉球王朝時代の名称は美しい島、
「球美の島」くみのしま
くめじま、くみのしま、音の響きが名前の由来かなとおもうと納得。
島の入り口で出迎えている小島が海からぽっこり門番のよう。フェリーの上からご挨拶。
「これから島へ入ります。
どうぞよろしくお願いします。」

ミーフガー
女岩と言われていて、子宝を祈願する女性が穴のトンネルをくぐってお祈りしていた場所と説明にはありました。
あのトンネルは女性の股の下。
上を見上げてみると納得。


なかなかリアルですいません。
久米島の港に着いた時から、島のあちこちで女性、男性を思わせる形のものが目についていて、穴と突起物、男女のエネルギーがすごくバランス良く入り混じってるイメージを感じていました。
こちらは鳥の口と言われる岩ですが、男性的な要素も感じる場所。

とにかく想像以上にスケールが大きくて、どこへ行くにもよく歩く。
車を停めてから40分ほど、草をかきわけ登りました。
ご褒美は絶景です。

久米島の一番高い山のてっぺんに、天空の城マチュピチュと呼ばれる宇江城跡がある。
島を360℃見渡わたして、感動でしばらく泣いてました。

そしてこちらもマヤを感じた場所。


トーテンポールにも見える壁の断面。
沖縄のユタ信仰と南米のシャーマニズムはもともとは同じところから広がっていそうな、共通するものを探りたくなって来ます。

最後はハテの浜を望む橋で渡れる奥武島。
真っ白の砂と青い海。
これぞ南の島。

奥武島には畳石スポットがあり、
溶岩が冷えて固まったひび割れと言いますが、
不思議にそれは六角形。
亀の甲羅と一緒ですね。
自然のアート。

写真を眺めながら留めておきたい記憶。
次はどこの島へ行こうか、
思い出だけでも辿らせて。
島を離れるフェリーの中。
懐かしさと新鮮さを同時に感じれた離島の旅。
𝘈𝘭𝘰𝘩𝘢 '𝘖𝘦